生徒とともに創る学校行事 〜足助中・佐久島しおさい学校の姿から〜
今回は、足助高校に関する話題ではありませんが、お読みください。 10月25日(土)、足助中学校の合唱コンクールを参観しました。どのクラスも真剣に取り組み、ひとつの作品を創り上げようとする気持ちが会場全体に伝わってきました。特に3年生の歌声は圧巻で、心に深く響きました。 また、中学校の先生方の生徒に対する深い愛情が随所に感じられました。生徒と目線を合わせ、寄り添いながらともに行事を成功させようとする姿勢は、見ていてとても心地よく、教育の原点を思い出させてくれるものでした。 高校では、生徒が在学中に18歳を迎え、青年としての自立が求められます。そのため、少し距離を置いた指導も必要になります。中学校で見た教員と生徒の近い関係性には、羨ましさを感じました。 翌日10月26日(日)は、西尾市の佐久島を訪れました。ちょうど「佐久島太鼓フェスティバル」が開催されており、佐久島の小中学生が地元の方々と協力して「佐久島太鼓」を披露していました。太鼓だけでなく、篠笛を用いたお囃子の演奏もあり、島全体が祭りの音色に包まれていました。 学校の先生方も参加されており、学校全体で地域の祭りを盛り上げている様子が印象的でした。さらに、中学生が佐久島に関連した商品を開発・販売しており、私も購入させていただきました。 足助中学校も佐久島しおさい学校も、先生方の教育に対する熱意が強く感じられ、同じ教育者として心温まる週末となりました。このような生徒たちが足助高校に入学してくるのだと思うと、ますます良い教育をしていかねばと、改めて心に誓った週末でした。