足助八幡宮の歴史と祈り ~足健康祭に生徒とともに参加して~
3月16日(日)、足健康祭(足まつり)が開催されました。天気が良ければ、草履神輿行列に本校生徒14名がボランティアとして参加予定でしたが、あいにくの雨に見舞われ、神輿行列は中止となりました。しかし、足助八幡宮での神事は無事に行われ、私もその神事に参加しました。本校からは1年生の2名も共に参加し、雨の中でも心温まるひとときを過ごしました。
足助八幡宮の名前には、足を助けるという意味が込められています。『足を助ける』と書いて「あすけ」と読むその名のとおり、この神社には足腰の健康を願う多くの人々が訪れます。南北朝時代(14世紀)に記された『足助八幡宮縁起』には、病気平癒の霊験に関する伝説が伝えられています。その中でも、足を痛めた佐渡島の旅人が八幡大神の加護によって足を治す場面が描かれており、足助八幡宮が足腰の健康にご利益がある神社として篤く信仰されていたことが伺えます。
神事『除災足まつり神事』では、足腰の健康はもちろん、災難除けや交通安全も祈願され、多くの参拝者がその御神徳を信じて訪れます。この伝統的な神事に参加し、心を新たにした一日となりました。
今年度も多くのボランティアに本校の生徒たちが参加しました。彼らがこの経験を通じて得たものは、地域との繋がりや感謝の気持ち、そして一人ひとりが社会に貢献できる力を実感する貴重な時間となったことでしょう。今後もこの経験を生かし、さらなる成長を遂げていくことを期待しています。
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