中馬街道足助宿御朱印ウォークで学びと気づきを得る:生徒たちのボランティア体験
足助は江戸時代後期から明治にかけて、飯田街道、通称「中馬街道(塩の道)」の宿場町として栄え、多くの物資が行き交った歴史ある町です。その歴史を今に伝える「中馬街道足助宿御朱印ウォーク」に、本校の生徒たちがボランティアとして参加しました。
当日は雪が舞い散る寒さの中、約4.5キロメートルのウォーキングイベントが行われました。足助神社や太子堂で御朱印を手渡すという大切な役割を担った生徒たちは、参加者一人ひとりに丁寧に声をかけ、温かい気持ちを伝えていました。生徒たちは、御朱印を手渡す際に「足助神社の由来」や「お気を付けて」などの声かけをして、参加者との交流を深めていました。
その際、生徒たちは「声をかけるタイミングや言葉を考えないといけない」と、仲間同士で意見を交わしながら工夫していた姿が印象的でした。このような「気づき」こそが、ボランティア活動を通じて得られる大きな学びであり、生徒たちにとって非常に貴重な経験となったのです。
私は、ボランティアは単なる労働力を提供するだけではなく、参加することで学びを深め、成長できる機会であると考えています。本校の生徒たちは、本当に良く気づくことができ、その成長を見てとても嬉しく感じました。さらに、ボランティア活動に参加する前向きな姿勢も素晴らしです。今後も様々なボランティア活動で、多くの生徒たちが「活動することで理解できること」を体験し、自分の中で学びを深めて欲しいと思います。
この活動を通じて、歴史や地域とのつながりを感じ、また新たな学びを得た生徒たちの姿は、今後の成長に大きな影響を与えることでしょう。今回のボランティア活動は、生徒一人ひとりにとって、貴重な体験となったに違いありません。
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