世界で活躍する実業家から、本校生徒へのメッセージ
2学期が始まりました。
夏休み期間中、私は学校関係者向けの研修会に参加し、世界を舞台に活躍されている実業家・原丈人さんの講演を聴く機会がありました。
講演では、「判断の軸を持つこと」「目先の数字だけを追うのではなく、本来の目的を見失わないこと」など、これからの社会を生きる上で大切な考え方についてお話がありました。
特に印象に残ったのは、講演後の質疑応答です。会場には約300人の学校関係者が集まっていましたが、質問の機会を得たのはわずか数名でした。
日頃から生徒たちに「挑戦することの大切さ」を伝えている手前、自分自身も挑戦しようと思い、手を挙げました。
私は、本校の特色や地域とのつながりを紹介した上で、「本校生徒に身につけてほしい力は何でしょうか。また、生徒へメッセージをお願いします」と質問しました。
返ってきた答えは、とてもシンプルでした。
「自分の頭で考えることです。」
世界中で多くの人と出会い、さまざまな国や企業を見てこられた方が、高校生に必要な力として最初に挙げられたのが、この言葉でした。
今は、インターネットやAIを通じて多くの情報や答えに触れることができる時代です。しかし、その中で本当に大切なのは、与えられた答えをそのまま受け入れるのではなく、「なぜだろう」「自分はどう考えるだろう」と考える力ではないでしょうか。
本校では、地域と連携した探究活動やさまざまな体験活動を通して、生徒一人一人が自ら考え、行動する力を育てることを大切にしています。
2学期は、学校行事や進路選択など、多くの場面で自分自身の考えや判断が求められる学期です。失敗を恐れず挑戦し、その経験の中から学びを深めてほしいと願っています。
本校が目指しているのは、大学進学や就職といった進路実現だけでなく、社会に出た後も自ら考え、行動できる人材の育成です。2学期も、生徒たちの成長を教職員一同で支えてまいります。
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