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「教育文化賞」受賞のご報告  〜地域とともに学ぶ足助高校の歩み〜

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本日、本校は、公益財団法人とよしん育英財団より「教育文化賞」を賜りました。 このたびの表彰は、本校が長年にわたり取り組んできた観光を通じた地域貢献活動が評価されたものです。 表彰式には、学校を代表して私が出席し、表彰状を頂戴いたしました。大変ありがたく受け止めるとともに、これまでの本校の歩みを改めて振り返る機会ともなりました。 本校の教育活動は、決して一部の人だけで築かれてきたものではありません。 地域の皆さまの温かなご理解とご協力のもと、普通科での学びや、これまで観光ビジネスコースで培われてきた実践をはじめとして、生徒たちが真摯に学び、教職員が共に考え、支えてきた日々の積み重ねが、今回の受賞につながったものと受け止めています。 とりわけ、地域と関わりながら学ぶ実践は、本校の大きな特色の一つです。観光による地域貢献活動はその象徴的な取組ではありますが、そこで大切にしてきた「地域を知り、人と向き合い、社会の一員として考える姿勢」は、本校の教育全体に通じるものです。 今回、教育を支援し続けてこられた育英財団からこのような表彰をいただいたことは、私たちにとって大きな励みです。この栄誉を一つの節目としながらも、ここにとどまることなく、今後の教育活動をさらに充実させていきたいと考えています。 まもなく、本校には新たな仲間となる新入生を迎えます。 4月からは観光科も新設されますが、これから足助高校で学ぶすべての皆さんには、ぜひ自分の学科・コースの学びに誇りをもち、仲間とともに挑戦を重ねてほしいと思います。先輩たちが築いてきた歩みを受け継ぎながら、それぞれの学びの場で、自分らしい成長を実現してくれることを心から期待しています。 これまで本校の教育活動を支えてくださった地域の皆さま、関係機関の皆さま、そして日々努力を重ねてきた生徒・教職員の皆さんに、改めて深く感謝申し上げます。 今後とも、本校の教育活動へのご理解とご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

足助高校卒業式で伝えたメッセージ

本日、令和八年度の卒業式が無事に挙行されました。 ご臨席いただいた保護者の皆様、ご来賓の皆様、在校生、そして卒業生の皆さんに、心より御礼申し上げます。 今日、卒業生へ贈った式辞では、私は最初にひとつの問いを投げかけました。 「生きるって、何だろう?」 この問いは、すぐに答えが出るようなものではありません。 しかし、これから社会に踏み出す卒業生の皆さんと、ほんの少しでも共有したいと思い、卒業の日にあえてこの言葉を選びました。 足助高校での三年間は、楽しい時間ばかりではなかったと思います。 うまくいかないこと、悩んだこと、立ち止まったこと── そのすべてが「確かに生きていた時間」でした。 卒業生に向けて、ピーター・ドラッカーの言葉を、今日もう一度贈りました。 「大切なことは、正しい答えを見つけることではない。正しい問いを探すことだ。」 人生には、あらかじめ用意された“正解”はありません。 だからこそ、どんな問いを持ち続けるかが、これからの人生を静かに支えてくれます。 私は卒業生の皆さんに、答えを持って社会へ出ていくことよりも、問いを持ったまま進んでいくことを願っています。 迷ったとき、悩んだとき、立ち止まったとき── 今日の問いに、そっと戻ってきてください。 それは、前を向くための小さな灯になるはずです。 卒業生の皆さんのこれからの道に、多くの出会いと喜びがあることを心から祈念しています。