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中馬街道足助宿御朱印ウォークで学びと気づきを得る:生徒たちのボランティア体験

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足助は江戸時代後期から明治にかけて、飯田街道、通称「中馬街道(塩の道)」の宿場町として栄え、多くの物資が行き交った歴史ある町です。その歴史を今に伝える「中馬街道足助宿御朱印ウォーク」に、本校の生徒たちがボランティアとして参加しました。 当日は雪が舞い散る寒さの中、約4.5キロメートルのウォーキングイベントが行われました。足助神社や太子堂で御朱印を手渡すという大切な役割を担った生徒たちは、参加者一人ひとりに丁寧に声をかけ、温かい気持ちを伝えていました。生徒たちは、御朱印を手渡す際に「足助神社の由来」や「お気を付けて」などの声かけをして、参加者との交流を深めていました。 その際、生徒たちは「声をかけるタイミングや言葉を考えないといけない」と、仲間同士で意見を交わしながら工夫していた姿が印象的でした。このような「気づき」こそが、ボランティア活動を通じて得られる大きな学びであり、生徒たちにとって非常に貴重な経験となったのです。 私は、ボランティアは単なる労働力を提供するだけではなく、参加することで学びを深め、成長できる機会であると考えています。本校の生徒たちは、本当に良く気づくことができ、その成長を見てとても嬉しく感じました。さらに、ボランティア活動に参加する前向きな姿勢も素晴らしです。今後も様々なボランティア活動で、多くの生徒たちが「活動することで理解できること」を体験し、自分の中で学びを深めて欲しいと思います。 この活動を通じて、歴史や地域とのつながりを感じ、また新たな学びを得た生徒たちの姿は、今後の成長に大きな影響を与えることでしょう。今回のボランティア活動は、生徒一人ひとりにとって、貴重な体験となったに違いありません。

交通マナーを守り、安全な日常を

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2月13日(木)、足助警察署から表彰状をいただきました。生徒を代表して、生徒会長が校長室でその表彰を受け取ったことをお伝えします。この表彰は、200日間自転車無事故・無違反ラリーの達成に対するものです。生徒たちが、交通マナーを守り、安全に通学を続けていることに対する誇りを感じる瞬間でした。 自転車は、私たちの生活の中で重要な移動手段ですが、同時に事故や違反の原因にもなりやすいものです。今回の表彰は、交通安全に対する意識が高まり、何より無事故・無違反であることの大切さを再認識するきっかけとなりました。私たち教職員も、日々、生徒たちに交通マナーを守ることの重要性を伝えていく必要があると感じています。 そして、私個人にとって、交通事故に関する思い出は非常に辛いものです。実は20年以上前、私のクラスの生徒が在学中に交通事故で命を落としました。あの時の悲しみは、今でも心に深く残っています。あの生徒も、私たちが守るべき未来の一部だったはずです。その経験から、私は絶対にもう二度と、あのような悲しい思いをしたくないと強く願っています。 そのためにも、これからも生徒たちに交通マナーを守ること、そして何よりも「事故に遭わないように」することをしっかりと伝えていきたいと思います。自転車を安全に乗り、事故を防ぐためにできることはたくさんあります。皆さんが無事に、そして安心して学校生活を送れるよう、私たちも引き続きサポートしていきます。 一人ひとりの心がけが、命を守り、未来を築くことに繋がると信じています。生徒たちが、安全で充実した毎日を送れるよう、私も全力で応援し続けます。

円でつながる思い、卒業生へ贈るメッセージ

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今年度の卒業生へ向けて、私たち教員と1、2年生の生徒たちは、心を込めたメッセージを円形のカードに書きました。このメッセージは、単なる言葉のやり取りを超えて、私たちがどれほど卒業生を大切に思っているか、そしてその未来を応援したいという強い気持ちが込められています。 生徒会執行部の生徒たちがこの企画を提案し、掲示されたメッセージは、昇降口に鮮やかなイラストと共に並べられました。その絵は、まるで両サイドから卒業生へ向けてエールを送っているかのようです。どんな時でも支え合い、温かく見守ってくれる仲間たちがここにいることを感じてもらえたなら、それが何より嬉しいことです。 卒業は終わりではなく、新しいスタートです。どんな壁にぶつかっても、その先にある可能性を信じて挑戦し続けてください。私たち教職員も、1、2年生も、いつでも応援しています。この学校で学び、共に過ごした時間が、卒業生の皆さんにとって大きな力となることを心から願っています。 最後に、温かいメッセージと絵を掲示した昇降口は、まるで卒業生に向けた祝福の場です。そこから羽ばたいていく皆さんを、私たち教員一同、心より応援しています。卒業生の皆さん、これからの歩みに幸多きことをお祈りします。