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7月, 2025の投稿を表示しています

参加者増加に感謝! 足助高校の魅力を伝える一日(中学生体験入学)

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 本日、本校で中学生体験入学を実施しました。 参加してくださった中学生の皆さん、そして保護者の皆さま、誠にありがとうございました。昨年度を上回る多くのご参加をいただき、心から感謝申し上げます。 私からは、来年度新設される「観光科」についてご説明しました。観光科の学びは、これからの日本を支える人材を育てる新しいものです。3年間、観光について体系的に学べ、座学だけでなく実習も充実しています。観光に関する知識は、これからの日本を支える力になると確信しています。ぜひ、観光科1期生として新しい歴史を一緒に築いてほしいと願っています。 一方で、保護者の皆さまには座席が不足し、ご不便をおかけしました。準備不足を深く反省しております。この経験を踏まえ、今後の学校説明会や行事では、より快適にご参加いただけるよう改善してまいります。 改めて、本日ご参加いただいた皆さまに感謝を申し上げるとともに、来年度の入学式で皆さんとお会いできる日を、心から楽しみにしています。

探究心、解き放たれる一日。  ~ 今年から始まった「探究DAY」 ~

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 今年から本校でスタートした「探究DAY」。 この日は、通常の授業をお休みにし、生徒たちが1年間かけて取り組む探究活動に、まるごと一日を使って向き合う特別な日です。 生徒たちの探究は、大きく分けて「グループ」と「個人」の2つのスタイルがあります。 たとえば、足助地区を訪れたグループは、観光資源「たんころりん」の製作に挑戦。地元の河合木材店を訪ね、「たんころりんの会」会長さんからお話をうかがうなど、地域の方との深いつながりも生まれました。 あるグループは地元企業「MYパワー」さんのご協力を得て、豊田市の敷島地区で地域保全をテーマに探究活動に出かけました。 また別のグループは、地域の魅力を発信するため、自ら風鈴の絵付け体験へ。小原地区では、小原和紙づくりを実際に体験し、伝統文化に触れたグループもあります。 1年生は豊田市美術館と博物館を見学。これから始まる探究活動に向けての準備として、来館者へのインタビューも行い、地域へのまなざしを育みました。 個人探究では、それぞれが思い描いた「問い」に向かって自発的に行動しました。 子どもに外遊びの大切さを伝えたい生徒は、地元のこども園を訪問。出発前、胸に下げた手づくりのネームタグを私に見せながら、「行ってきます」と元気に出発していきました。 カメラの探究をする生徒は地元の写真店を訪ね、医療に関心のある生徒は足助病院や赤十字血液センターへ。 インバウンド向けの地図を作る生徒、バレーボールの魅力を伝えるために小学校を訪問する生徒、そして「麻雀で地域を元気にしたい」と活動する生徒まで――すべてを紹介できませんが、その内容は本当に多岐にわたります。 何より嬉しいのは、生徒一人ひとりが目的をもってこの日を迎えていたということです。 そして、生徒たちの情熱に寄り添い、背中を押してくれる本校教職員の支え。さらには、快く生徒の学びに協力してくださる地元の事業所や関係者の皆さまの存在があってこそ、この「探究DAY」は成り立っています。 心より感謝申し上げます。 次回の「探究DAY」は11月に予定されています。 今回の経験をしっかり振り返り、より深い学びへとつなげていきましょう。 生徒たちの問いと挑戦に、これからもご注目ください。

はるばる岡山から、ようこそ!  ~はじめての県外視察対応~

先日、本校に岡山県から視察のお客様をお迎えしました。お越しいただいたのは、高等学校の先生方お二人と、県教育庁の方お一人。遠方からの来校に、私たちも身が引き締まる思いでお迎えしました。 実は、私にとって県外からの視察対応は今回が初めての経験。着任2年目にして、外から本校を見つめていただくという貴重な機会をいただきました。 主なテーマは、「ルールメイキング」と「個別最適な学び」。本校のこれまでの取組について金子教頭からお話をさせていただいた後、来校者の皆様からご質問をいただき、それに本校の金子教頭と中本先生が丁寧にお答えするという、対話形式での視察となりました。 また、授業の様子もご覧いただき、実際の学びの空気に触れていただけたことも大きな意味を持つ時間だったと思います。 午前中のみの短い時間ではありましたが、お互いにとって学びの多い、実りある時間となりました。視察に来られた皆様のまなざしや言葉を通じて、本校の教育活動を客観的に見直すことができましたし、私自身、あらためて本校の可能性を実感する時間となりました。 今回の経験を、今後の学校運営や授業づくりにしっかりと生かしていきたいと思います。こうした外とのつながりの中にこそ、新たな学びや気づきがあるのだと、実感した一日でした。