暖かな春、温かい学校――新たなスタートの季節に

始業式が終わり、1年生向けの部活動紹介が行われました。各部の2・3年生が自分たちの部活動を紹介し、1年生たちは熱心にその話を聞いていました。どの部活も、それぞれに魅力があり、これからの3年間をどんな活動に打ち込むかを考えるのはとても大切です。何か一つ、自分が心から楽しめるものに出会えることこそ、幸せな学生生活の始まりだと思います。 部活動紹介が終わり、校長室へ戻る途中、ふとグラウンドに目をやると、桜の木の下で昼食をとっている男子生徒を見つけました。温かな春の日差しの中で、リラックスしながら食事をとるその姿がとても心地よさそうで、思わず近寄って声をかけました。 生徒はにっこり笑って、「写真を撮ってください」とポーズをとってくれました。彼らの笑顔と、あたたかな陽気に包まれたその瞬間が、まさにこの学校の温かさを象徴しているように感じました。 この学校は、学びや活動だけでなく、心温まる瞬間がたくさん詰まっています。新しい学年が始まり、希望に満ちた春の季節に、また一歩踏み出すこの場所で、皆がそれぞれの輝きを見つけていけることを楽しみにしています。